学芸セミナー

住環境マネジメント

齊藤広子

終了しました



趣旨

 人口減少時代には、古びていく住宅地は捨てられかねません。良好な住環境をいかに維持・管理してゆき、さらに向上させていくかが、ますます大切になります。
 では、どうすればよいのでしょうか。
 供給者側は、住宅地づくりにおいて管理の種をいかに仕込んでおくかといった計画・設計段階での取り組み、そして販売後も手を離さず、住宅地を育てるなかで改修や中古販売、建替をいかにビジネスにしてくかという長期にわたって利益を上げる仕組みへの転換が問われています。  住民や行政にも、人任せや、一律の運用といった従来のあり方からの脱皮が求められます。  その考え方と手法を国内外の事例とともに提示したのが『住環境マネジメント』です。
 本セミナーは今年3月31日に本書を上梓された齊藤広子さんをお迎えし、その勘所をお話し頂きます。

(学芸出版社編集部) 前田裕資
 

 

□日時/場所

11年7月21日(木曜日)18時30分開場、19時00分〜20時45分頃まで
京 都学芸出版社3階

参加者のご意見、ご感想

Kさん(民間事務所):
 基礎的な内容でしたが、ソフトへの視点は今日的課題だと思います。
 事例は大変参考になりました。
 供給サイドからのアプローチ手法も盛込んで、研究を進めていただき、また公開してもらえると、実務者としては有り難いと思います。
 日本では管理組織のありようが非常に難しく、各プロジェクトの条件が多様でフィットするものをつくるのがなかなか難しいと思います。建築の環境コントロール手法は少し精度が整いつつあります。
 管理組合方式は実現・運営とも戸建の場合はなかなか難しい実態があり、専門家支援方式との組み合わせが、現実的な検討・選択肢かと考えます(今のところ実感としては。もう少し良い方法がないかとは思いますが。)

Tさん(市役所):
 中古住宅の流動化に大きな一助となる理論と感じました。

Tさん:
 実践のハードルが高いと思った。

Aさん(民間事務所):
 非常に良かった。

Kさん(民間事務所):
 建築に経営を、不動産に美学を、というような思いで聞いておりました。
 行動あるのみですね。自分で動こうと思いました。

Nさん(管理組合):
 戸建の管理組合と建築協定協議会(景観まちづくり協議会)に関わっている立場として、大変参考にあるお話しでした。有り難うございました。

Kさん(協議会):
 本日の講演を聞いて、自分の住む地域について建築協定、自治会、自治連合会の活動も連携、強化することによって、地域の住環境エリアマネージメント実現の可能性が見えてきました。

Nさん(民間事務所):
 大変参考になりました。

Sさん(民間事務所):
 大変、役に立つお話を、有り難うございました。
 実践に向けて私も頑張りたいと思います。

Sさん(管理組合):
 マンション管理の参考にさせていただきたく参加しました。
 先生のお話は大変面白く楽しいです。


○略 歴

齊藤広子(Hiroko SAITO)
1983年筑波大学第3学群社会工学類都市計画専攻卒業。不動産会社勤務を経て、1992年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了。2005〜2006年英国ケンブリッジ大学土地経済学部客員研究員。
現在、明海大学不動産学部教授。博士(学術)、博士(工学)。
日本マンション学会研究奨励賞、都市住宅学会論文賞、日本不動産学会業績賞、日本不動産学会著作賞、不動産協会優秀著作奨励賞、都市住宅学会著作賞、日本建築学会賞(論文)等受賞。
著書
『住まい・建築のための不動産学入門』(共著、市ヶ谷出版社)
『これから価値が上がる住宅地―八つの発想の転換』(学芸出版社)
『コモンでつくる住まい・まち・人』(共著、彰国社)
『不動産学部で学ぶマンション管理学入門』(鹿島出版会)
『マンション管理方式の多様化への展望』(共著、大成出版社)
『変わる住宅金融と住宅政策』(共著、ぎょうせい)など多数

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