地域力再生セミナー(京都)

緑の分権改革

あるものを生かす地域力創造に向けて

総務省自治財政局長(前地域力創造審議官) 椎川 忍

2012.01.13(お陰様で満員御礼です)


趣旨

 平成21年秋に当時の原口総務大臣から「緑の分権改革」を進めるようにとの指示を受けて以来、地域力創造のあり方と関連づけながら、私は常にこの政策の意義や推進方策について考え続けてきました。その間、個人的には、内発的発展論、森里海連環、自然との共生などを主導される多くの先生方とめぐりあい、徐々に自分の考えも確立されて来ました。
 一方、役所の方でも、毎年予算がつくようになり、その成果がどんどん世の中に発表されるようになってきましたが、走りながら全体像を構築している面もあり、まだこの政策の意義や目標が十分に理解されているとはいえません。
 東日本大震災を経た今こそ、「緑の分権改革」の基本理念、具体的取り組み、推進方策などを、できるだけ多くの皆さんに分かりやすく伝え、今後の被災地の復興、全国各地の地域再生、さらにもっと大きくいえば新しい文明の方向性について考えていくきっかけにしていただきたいと、私は思います。
 幸い『緑の分権改革』についてご説明し、皆様のご意見をお聞きする機会を京都でも持つことができました。ぜひ、ご参加ください。

 椎川 忍

ご参加頂いた皆様からの感想

・Kさん(学生):
 勉強不足で私にとってはいっぱいいっぱいの内容でしたが、とても分かりやすくたくさんの事例を聞くことが出来、終始わくわくしながらお話を聞かせていただきました。まだ学生の身の私には「自分にはこれから何ができるのだろう」とずっと考えながら聞いておりました。
 来年から社会人になりますが、考えることがたくさんあり、とても勉強になりました。ありがとうございました。素敵なお話を聞くことができてすごくためになりました。

Sさん(行政):
 H23年度緑の分権改革調査事業を受託していることと、以前から大変関心がありましたので参加させていただきました。
 大変興味深く示唆に富むお話を伺うことができ、厚くお礼申し上げます。
 後の交流会でも多くの方々と意見交換ができ、大変有意義でした。ありがとうございました。

Kさん(NPO):
 時間短い中なれど地域おこしのエッセンスを伺えて充実していた。
 “ご自分の幸福のため”と気づいたとの言葉に感銘を受けました。

・Iさん(大学):
 勉強のきっかけをいくつも頂きました。

・Yさん(行政):
 1時間遅れざるをえず、とても残念でした。

・Mさん(行政):
 事前に本を買い、セミナーに参加。読むだけではダメですね。話を聞いて、より理解が深まりました。


・Gさん(研究者):
 信念を持った人のお話で、心を打つ内容だった。御著書を精読して、明日からの活動に活かしたい。共に日本を元気にしていきたいと思う。

・Hさん(NPO):
 具体例を交えて大変分かりやすくご説明いただきありがとうございました。
 限界集落の事例のほか、平均的な人口がいる街の事例なども、より詳しくお伺いしたかったです。
 “教育”に長期的に取り組んでいきたいと思いました。

・Tさん(団体):
 緑の分権改革の概念が分かりました。具体的な取り組みチャレンジします。

・Mさん(議員):
 外向けに多くを期待できない時代に地方都市が存続していくための考え方をお示し頂いたと思っています。
 「あるものを生かす」
 よく勉強したいと思います。ありがとうございました。

・Iさん(大学院生):
 「地方力再生」。素晴らしい言葉だが、地域崩壊との綱引きはどうなっているか。
 私の考えは、エネルギー資源の地産地消化がキーと考える。自然エネルギーの全量固定価格買取制度は法制化されたが、地域独占型の電力会社が発電、送電、配電を握っている限り、「絵に描いた餅」になりかねないと思う。発・送電分離はどうなるのか。

・Iさん(都市計画プランナー):
 聞いたら当たり前のことをきちんと拾い出して把握されていた。なかなかできないこと。

・Sさん(団体):
 やねだん10期でお世話になりました。創生塾の講義は、正直言いますと暑さ、疲れ、眠気で目を開けているだけで精一杯の状態でした…
 今回の講演、改めて椎川先生の活動をお話を聞かせて頂いて、本当に何か「力」をいただいた気がします。自分にも何かできる?ような…。京丹後市も過疎化が急速に進んでいる地区です。
 ニュースでも自殺者が日本一多い市だと取り上げられたこともあります。こんな市に何があるんだろうという気持ちにもなりますが、私も自分の幸せ、幸福感を考えていきたいと感じました。

・Fさん(行政):
 刺激に満ちた時間をありがとうございます。

・Kさん(町長):
 先進事例ありがとうございました。
 昭和60年以降むらづくり運動をしてきた一人ですが、今日のご講演は当時とは違う厳しい時代の中での各地の活躍の例が多くあって、恥ずかしい思いで聞かせて頂きました。
 当時平成3年度「豊かなむらづくり」で農水大臣表彰、平成7年度「国土庁長官表彰(アメニティ部門)」をいただきました。今も後輩に引き継がれています。

・Nさん(行政):
 なかなか本を読む時間がなくて、それでもこの「緑の分権改革」について勉強がしたいと思っていたところ、先生のセミナーがあることを知り、思い切って参加したのですが、いいお話を聴けて良かったと思います。先生は「話を聴くだけだと、すぐ忘れてしまうよ」とおっしゃっていましたが、私は、本を読むより楽で、貴重なお話が聴けたと感謝しております。
 私の住む筑豊地区は何かと明るい話題が少なく、「地域活性化」も難しい面がありますが、自治大でお世話になったし(先生が校長をされていた時代ではありませんが)ときに感じた広い視野の重要性を忘れずに有志ととともすこしずつでも前進していきたいと思います。
 また機会がございましたら、いろいろ勉強させて下さい。、


□日時/場所/会費


参考書(講演内容をより良く理解頂けます)

○講演(定員一杯です)
 12年1月13日(金曜日) 17時開場、18時開演〜20時まで
 京 都学芸出版社3階
       京都市下京区木津屋橋通西洞院東入
       京都駅より徒歩約5分 お車での来社はご遠慮ください。

 会 費/1000円、定員70名(先着順)
 
○交流会(定員一杯です)
 同日、同会場、講演終了後21時まで
 会 費/1000円、定員35名(先着順)
 


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B5判・144頁・定価2415円(本体2300円)
交流会は時間的な制約もございますので、開場後、開演までの間も、サインいたします。ご持参いただいた本でも構いません。


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椎川忍氏略歴

1953年生まれ。秋田県出身。四日市高校から東京大学法学部卒業。総務省財政課長、内閣府・総務省の官房審議官、自治大学校長など。県勤務は、埼玉、香川、宮崎(財政課長)、島根(総務部長)。地域に飛び出す公務員ネットワーク代表、NPO法人大山中海観光推進機構理事、国際日本文化研究センター共同研究員など。共著に『地域旅で地域力創造〜観光振興とIT活用のポイント』(2011年、学芸出版社)

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