地域力再生セミナー(福岡)

緑の分権改革

あるものを生かす地域力創造に向けて

総務省自治財政局長(前地域力創造審議官) 椎川 忍

2012.4.27(終了しました)


趣旨

(山田茂雄撮影)
 平成21年秋、総務省初代の地域力創造審議官をしていた私に対して、当時の原口総務大臣から「緑の分権改革」を進めるようにとの指示がありました。それ以来、私は地域力創造のあり方と関連づけながら、常にこの政策の意義や具体的推進方策について考え続けてきました。その間、個人的には、内発的発展論、森里海連環、自然との共生などを主唱される多くの先生方とめぐりあい、徐々に自分なりの考えも確立されて来ました。
 一方、役所の方でも、毎年「緑の分権改革」を推進する予算がつくようになり、その成果が世の中に発表されるようになってきましたが、多分野にわたり、分量も大変多いので一般の方がこれを読みこなすのは大変です。また、この政策は走りながら全体像を構築しているような面もあり、まだその意義や目標が皆さん方に十分に理解されているとはいえません。
 私は、東日本大震災を経た今こそ、「緑の分権改革」の基本理念、これまでの具体的取り組み、これからの推進方策などを、できるだけ多くの皆さんに分かりやすく伝え、全国各地の地域再生、さらにもっと大きくいえばわが国の新しい文明の方向性について考えていただくきっかけにして欲しいと考えています。
 このたび、幸い福岡でも『緑の分権改革』についてご説明し、皆様のご意見をおうかがいする機会を持つことができましたので、ぜひ、積極的なご参加をお願いします。
 椎川 忍
 


会場でいただいたご感想

・S.O(教育サークル):
 とっても感動しています。
 TOSSの力で子どもたちに明るい未来を創っていきます。
 今日参加できて、本当に幸せでした。ハイブリッドでがんばります。

・K.H(教育サークル):
 お話を伺いながら、教育のできることを考えていました。
 TOSSのまちづくりはもちろん、もっと可能性を広げていこうと考えています。
 福岡という土地の生かし方、教育にもできること、いろいろとアイデアが出てきそうです。
 ありがとうございました。

・T.O(教育サークル):
 日本にはいろいろなよさがあり、それを生かす必要があるのだと学びました。
 ワークショップをやりながら地域のよさを見つけ、子ども達に伝えていきます。
 今日はありがとうございました。

・S.A(春日市):
 具体的な理論というよりも、考えていることや思い(想い?)を聞くことができ、とても良かったです。
 市職員として熱い気持ちを持てました。

・M.H(教育サークル):
 地域力を再生するために教育の場でできることをすすめていきたいと思いました。
 様々な立場の方と連携してまちづくり教育をすすめていけるように努力します。

・S.H(教育サークル):
 ありがとうございました。
 TOSSで学んでいます。まちづくり教育で地域に誇りを持てる子どもたちを育てていきます。

・T.N(小学校職員、教育サークル):
 ありがとうございました。別の用があったのですが、どうしても話をお聞きしたくて40分間ですが、参加させていただきました。途中退席失礼しました。すみません。

・K.O(福岡県):
 山崎正和氏の文明論まで引き合いに出された奥の深い話で大変感動した。

・T.U(福岡市):
 公務員に求められる能力として「地域経営」の能力というものに感銘を受けました。改めて現場の大切さを感じます。
 しっかり足を使って現場を見て、聴いて考えたいと思います。

・Y.E(小学校職員、教育サークル):
 社会の行く末に対して、明るい希望を持つことができました。今、ターニングポイントに何をどう改革すべきかがわかりました。
 地域における「人」「文化」などをつないでいくことで、今の閉塞感を打破できるのだと思った。

・N.K(小学校職員、教育サークル):
 教師としてでもできることの一歩を踏み出そうと思ったお話でした。(まちづくり教育や自分のフットワークを軽くすることを)
 緑の分権改革をもう一度読み直していきます。
 ありがとうございました。

・M.I(鹿児島県):
 何かしら地域貢献活動に参加あるいは活動自体を発足させたいと考えているが、正直どういう所から手を付けていいか分からなかった。
 本日の講演を拝聴して、「緑の分権改革」の本質的な考え方を多少なりとも事例を踏まえて感じることができた。

・H.M(大学教員):
 地域力によって地域(地方)の人々の幸福度を高めていくことの大切さを認識しました。
 学生達に本日の話の内容を紹介したいと思います。

・A.T(篠栗町):
 本より更に深い話、ホットな時事ネタが聞け、大変有意義でした。

・M.I(太宰府市役所):
 短い時間の中でたくさんの内容、キーワードを出していただいて興味深かった。机がなかったので記録をとるにはきつかった。
 宿泊での地域創造塾を福岡県内で実施して欲しい。

・S.K(福岡県):
 日本の農業・農村はマイナスイメージが多くありますが、本当は地域力が最もたくさんあるところだと感じています。
 そこをいかに掘り起こして光を当て、自らがその地域力を生かして元気な村にしていくか…とても大切な視点であり、これしかないな…と感じていました。
 先生のお話で私のやりたいことの方向性が間違ってないと力を得た気がします。
 ありがとうございました。

・E.M(埼玉県):
 全員参加、大家族というものが埼玉県という場所でどのようにありえるか考えてみたいと思います。

・H.K(朝倉市役所):
 住民力、公務員力、大学力というキーワードについて理解を深め、是非活かしたいと思いました。

・T.I(福岡県):
 地域を巻き込みながらあるものに光を当てる作業こそ公務員の役割だと感じました。
 ありがとうございました。

・Y.O(福岡県):
 豊富な知識や経験、幅広い人脈、好奇心の強さを生かし、多岐に渡る分野をカバーしている「緑の分権改革」を着実に広めつつあることに心の底から国、特に地方のことを考えていらっしゃるのだと感銘を受けました。
 地方の繁栄なくしては、国は発展できないため、更なる改革推進とご活躍を期待します。

・T.M(篠栗町):
 文明の転換点であるという視点から、意図的に目をそむけていたような気がする。例えば、化石燃料、原子力等の力は僅か60〜80年、今こそ土地・水・太陽という無限の力を利用し、地域で産業を起こすことなど…。
 本書の「おわりに」に「現在の文明が遠からず終焉を迎え、その後に新しい文明が創造され…」と書かれてあった意味を少し理解できたような気がする。

・K.W(福岡県):
 本日はありがとうございました。もう少しコンセプトを聞きたかったと思いました。

・M.K(福岡県):
 今回与えていただいたヒントについて、きちんと考えていきたいと感じました。

□日時/場所/会費


参考書(講演内容をより良く理解頂けます)

○概要
 2012年4月27日(金曜日) 17時30分開場、18時開演〜20時頃まで
 福  岡 ホテルレガロ福岡(会議室)
       地下鉄「千代県庁口駅」より徒歩3分
       J R「吉塚駅」より徒歩11分

 会 費 1000円(資料代)、定員150名(先着順)
 主 催 学芸出版社 後 援 福岡県(予定)
 

講師・椎川忍氏略歴

1953年北九州市生まれ。秋田県出身。四日市高校から東京大学法学部卒業。総務省財政課長、内閣府・総務省の官房審議官、自治大学校長など。県勤務は、埼玉、香川、宮崎(財政課長)、島根(総務部長)。地域に飛び出す公務員ネットワーク代表、NPO法人大山中海観光推進機構理事、国際日本文化研究センター共同研究員など。共著に『地域旅で地域力創造〜観光振興とIT活用のポイント』(2011年、学芸出版社)



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