学芸セミナー@東京

松永安光、漆原 弘、新堀 学
『リノベーションの新潮流』を語る

2015.6.05


趣旨


松永安光、漆原 弘著

 世界では街のイメージを大胆に変えてしまうぐらい、一昔前の建物の斬新で楽しい活用が進んでいます。
 そんな世界の動きをリアルに伝える『リノベーションの新潮流〜レガシー・レジェンド・ストーリー』を出版された松永さん・漆原さんと、自ら求道学舎というリノベーション建築に事務所を構えておられる新堀学さんを迎え、本が伝える世界の動きの一端を語っていただきます。
 遊休不動産をお持ちの地主の方、活用を考えている建築家や不動産屋さん、まちを元気にしたい地方自治体やコンサルタントの方はもちろん、「古いけどかっこいい」建物や空間を見に行きたいと思っておられる方も、ぜひ参加していただきたいイベントです!
 レガシー・レジェンド・ストーリーってなに!?という方も大歓迎です。

□日時/場所/会費


日時:15年6月5日(金曜日)
   18時20分開場、18時40分〜20時40分頃まで
場所:アーツ千代田3331 B104(地下1階)

ご感想


アーツ千代田3331での様子

○Tさん(建築設計)
 大変おもしろかった。一度は行ってみたい所ではあるが、一緒に歩いている気分がステキでした。
 もう一度、本を読もうと思います。有り難うございました。
 日本においても広い公園、広い道路は、(名古屋の例もあるが)コミュニティをなくすような気がする。
 暮らす、住まうを大切にするほうが、日本にはあっていないのか、疑問が残ります。

○Nさん
 海外の名建築のガイドブックは拝見できても、今回のようなリノベーションの例を紹介いただいた本は初めてで、大変勉強になります。
 偶然、むかし行ったことのあるところの現在のご紹介をうかがえて、その歴史、物語を一度に聞けてありがたく思います。

○Tさん
 わかりやすかったです。

○Nさん(大学)
 ライプチッヒのお話をお聞きし、質問しようとしましたが、他の方から同様の疑問がだされ、分かりやすく説明をいただき、ありがとうございました。

○Hさん
 街が変化してカルチャを生みだすプロセスで、建築のリノベーションがきっかけになるところに魅力を感じています。
 大学ではコンセプチャルなアートを元にした建築をつくりストリーをつくる研究をしていました。日本でも戦後の素敵な建築が残っているにもかかわらず、地方都市ではもてあましている現状です。今回のディスカッションで感じたことは、欧米諸国では個々の家レベルでリノベーションが根づいているというベースがあり、そのベースが公共施設に反映されているように感じました。

○Kさん(大学)
 落ち着いた雰囲気のなか、執筆するというストーリー。
 まちの過去というストーリー、未来へ続く発見的なストーリーといった幅のあるお話を引き出していく司会の新堀さんの力で、著者のお二人の持ち味が、いっそう理解できる再読したくなるセミナーでした。

松永安光さん

一般社団法人HEAD研究会理事長/近代建築研究所主宰
1941年生まれ。東京大学工学部卒業、ハーバード大学デザイン大学院修了。芦原建築事務所を経てSKM設計計画事務所を共同主宰。
鹿児島大学教授を経て現職。新日本建築家協会新人賞、建築学会作品賞、都市住宅学会賞受賞。
主な著書に、『まちづくりの新潮流』『地域づくりの新潮流』『建築入門〜世界名作の旅100』(以上、彰国社)など。

漆原 弘さん

1990年早稲田大学建築学科大学院修士課程修了後、SKM設計計画事務所/近代建築研究所勤務。
1995年より、英国ヨーク大学博士課程で集合住宅デザインの研究を行い、博士号取得。その後は英国、アイルランドで、学校など教育施設の設計を主に担当。同時に、住宅デザイン、住宅政策、アーバン・デザインなどの研究活動も行い、論文の発表、翻訳などを続ける。建築学博士、一級建築士、英国政府登録建築家、英国王立建築家協会会員。

新堀 学さん

1964年埼玉県生まれ。東京大学建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所を経て、新堀アトリエ一級建築士事務所を設立、主宰。
旧同潤会大塚女子アパートメントの保存活動を経て、2003年に「まちとたてものを生かす」NPO地域再創生プログラムの設立に参加。リノベーションを介して建築とまちづくりとつなぐ活動をしている。2007年第一回リスボン建築トリエンナーレに参加出品。
一般社団法人HEAD研究会理事、リノベーションタスクフォース副委員長。


『リノベーションの新潮流』ご注文

事例に飛べるグーグルマップ公開!

本書に掲載されている多くの事例を、よりリアルに感じていただくために、グーグルの「マイマップ」を作成しました。
事例近辺のストリートビューを見られるものもあります。


スタンダードブックストア心斎橋(5.19 トークショー)


トークショーの様子

 2015年5月19日 19:30〜
 『リノベーションの新潮流~レガシー・レジェンド・ストーリー』
 松永安光x倉方俊輔トークショー
 スタンダードブックストア心斎橋でトークショーが行われました。
 以下はに参加された方からいただいたご感想です。

〇Kさん(行政)
 たくさんのホットな情報をいただきました。
 ありがとうございました。

〇Kさん(民間企業)
 歴史を使い、あるものを使い、ストーリーをつむぐ。
 大学院では観光とまちづくりを専門としていたのですが、共通点等感じることが多く、とても面白かったです。

〇Mさん(学生)
 建築史的な視点および多数の事例の中から、リノベーションの新潮流について分かりやすく説明いただき大変興味深い内容でした。
 現代では、つくりこみすぎず、デザインしすぎないレガシーの生かし方が最先端だという話は、自分の感じていたテーマパークのような再開発へのもやもやにもつながりました。

〇Oさん(ハウスメーカー)
 まちづくりを行う上でのリソースをどう見つけていくべきか、手がかりになりました。
 ありがとうございました。

〇Mさん(ハウスメーカー)
 貴重なお話をありがとうございました。
 レガシー・レジェンド・ストーリーの手法は、建築界に関わらず様々な分野に生かすことができる、むしろ、様々な分野をまきこむべきことだと思います。
 今日の本をきっかけに、そういったことを考えてみたいと思いました。本当にありがとうございました。

〇Mさん(市民団体)
 レガシー・レジェンド・ストーリー、楽しい話を堪能しました。

〇Tさん(UR)
 世界各地の事例をまとめて拝見できるありそうでなかった機会を作っていただき、とても楽しい時間を過ごしました。
 次は日本国内の「近代への評価」を中心にした話を聞いてみたいです。本日はありがとうございました。

〇Hさん(民間企業)
 時代変遷も含めリノベの概観ができました。
 大阪の事例も紹介いただき、興味深く伺いました。
 ストック活用はこれからの大きなテーマだと思いますので、シリーズ化を期待しています。

〇Yさん(学生)
 まちづくりを考えていくうえでヒントになる言葉がたくさん転がっていました。
 私としては、近代のものにも価値があり(昔のものばかりを残そうとするのはもう古い)、リノベーションの対象となる、という考え方が新しかったです。
 大阪にもレガシーがたくさんあるよという話でした。私も探したいと思いました。

〇Tさん(UR)
 個々の事例も興味深かったが、それぞれに共通する潮流のようなものがわかり、おもしろかった。

〇Sさん(大学)
 鹿児島大学時代の松永先生の講義を思い出しました。
 常に時代の流れを先読みし、いち早く発信していく先生の直感、フットワークの軽さにいつも感銘しています。


学芸出版社のリノベーションの本

リノベーションまちづくり  ☆ 公共空間のリノベ  ☆ 負の資産  ☆ みんなのリノベーション  ☆ 福祉転用


学芸出版社ホームページへ

貴方は人目(15.04〜)訪問者です。