東京大学都市デザイン研究室/編 西村幸夫、中島直人 他著
東京大学都市デザイン研究室は、今年の9月に『図説都市空間の構想力』を出版いたしました。この本の出発点は2005年12月にフランスの地理学の大家・オギュスタン・ベルク氏をご案内するかたちで実施した東大本郷キャンパス周辺のまちあるきでした。そのまちあるきからちょうど10年が経過しました。 本の出版を記念して、10年前の出発点と同じルートを歩きたいと思います。10年前に本郷台地の都市空間が湛えていた構想力は、その後、どのような都市空間を生み出したのでしょうか。私たちは今でもそれらの構想力に出会うことができるのでしょうか。 そして、『図説都市空間の構想力』の著者たちが、10年目のまちあるきの余韻にどっぷり浸りつつ、この本で提起した「都市空間の構想力」というコンセプトが持つ可能性を、各自の調査研究、プランニング、デザインの実践に基づいて語り合います。ぜひ、ご参加ください。