シェア空間を持つ49の建築作品を収録した図面集『シェア空間の設計手法』(12/25発売)が出来ました。
本書で扱っている事例はみな、これまで私たちの身の回りにはなかった、新しいタイプの建物です。目的は、新しいくらし、新しい働き方、新しいケア、様々な方向を向いていますが、そこにはいくつかの共通性が見出せます。
今、そしてこれからの建築が、どう変わろうとしているのか。私たち建築の作り手が、これから挑むべき課題は何か。
当日は、責任編集者である猪熊純をはじめ編集メンバーが、建築家・古澤大輔さん、そして大月敏雄先生(東京大学/建築計画・住宅地計画・まちづくり)をお迎えし、本書で扱われている多くの実例を出発点として、議論を行います。ふるってご参加ください。

|講師紹介|



大月敏雄(おおつき・としお)

東京大学教授。
1967年福岡県八女市生まれ。東京大学大学院博士課程修了後、横浜国立大学助手、東京理科大学助教授を経て現職。同潤会アパートの住みこなしや、アジアのスラムのまちづくりなどを中心に住宅地の生成過程と運営過程について勉強中。東日本大震災においては、コミュニティケア型仮設住宅を提案し、釜石市、遠野市で実現された。その後、大槌町災害公営住宅整備検討委員長など、復興関連の計画づくりに携わっている。著書に「集合住宅の時間」(王国社)「近居」(学芸出版社)などがある。



古澤大輔(ふるさわ・だいすけ)

1976年生まれ。2002年東京都立大学大学院修了後、メジロスタジオ設立(共同主宰)。2013年リライトデベロップメントへ組織改編(2016年リライト_Dへ名称変更)。2013年より日本大学理工学部専任助教。代表作に「3331 Arts Chiyoda」「中央線高架下プロジェクト」「十条の集合住宅」等。



猪熊純(いのくま・じゅん)

1977年生まれ。2004年東京大学大学院修士課程修了。千葉学建築計画事務所を経て、2007年成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。2008年より首都大学東京助教。編著書に『シェアをデザインする』。代表作に「FabCafe」「りくカフェ」「LT城西」「KOIL・柏の葉オープンイノベーションラボ」「豊島八百万ラボ」等。2015年度建築学会作品選集新人賞、2016年ベネチアビエンナーレ審査員特別賞等、受賞多数。



山道拓人(さんどう・たくと)

1986年東京都生まれ。2011年東京工業大学大学院修士課程修了。2011年〜同大学大学院博士課程に在籍。2012年にはELEMENTAL(チリ)に勤務。2012〜13年Tsukurubaチーフアーキテクトを経て、2013年ツバメアーキテクツ設立。現在、東京理科大学非常勤講師。


藤田大樹(ふじた・だいき)

1989年生まれ。2011年滋賀県立大学学士課程修了。2015年東京大学大学院修士課程修了。同年野村不動産株式会社に入社し、現在は都市開発事業本部建築部に所属。オフィスビル、商業施設、物流施設などの、賃貸セグメントにおける設計業務に携わる。

|概要|

  • 日時:12月17日(土)18:30〜20:30(開場18:15)
  • 会場:3331アーツ千代田B105マルチスペース
    〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
  • 定員:40名程度
  • @本を購入される方:3500円(本代込み) A聴講のみの方:1500円
  • 主催:学芸出版社
  • 申込:定員に達しましたが、キャンセル待ちご希望の方は下記アドレスまでお名前・会費@orAを記載いただき、送信下さい。
  • お問合せ:学芸出版社(担当:山口)
    • E-mail:yamaguchi★gakugei-pub.co.jp (★を@に変えてお送りください)
    • TEL 075-342-2600/FAX 075-343-0810

  • UMA/design farm

    シェア空間の設計手法

    猪熊純・成瀬友梨 責任編集
    A4判・128頁・本体3200円+税
    ISBN978-4-7615-2631-3
    2016/12/25


    「シェア空間」を持つ49作品の図面集。住居やオフィス、公共建築等、全国の事例を立地別に分類、地域毎に異なるシェアの場の個性や公共性を見出すことを試みた。単一用途より複合用途、ゾーニングより混在と可変、部屋と廊下で区切らない居場所の連続による場の設計。人の多様な在り方とつながりを可能にする計画手法の提案